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全室暖房のメリット 2017年01月1日

全室暖房は高額である。
設備のも多額のお金がかかるし、維持する費用、燃料、電気代なども高くかかる。
だから一部の部屋だけを暖める部分暖房が一般的です。

しかしこれにはさまざまなデメリットがあり全室暖房にもたくさんのメリットがあります。
一部屋だけを暖めるということは建物内に積極的に温度差を作るということになります。
つまり家の中で気温の低い冷たい部分を作るということになるのでこの環境では多くのデメリットが現れます。
空気が冷たい部分に移動していくので隙間風が起こります。

冬などは温かい部屋のドアの隙間から詰めた風が侵入したり、ドアを開けた時に冷たい風が入りこむようになります。
また部屋、場所に温度差が生じることで窓ガラスや壁に結露が発生しますこれが起こると建物を腐りやすくなり、カビ、ダニなどの発生をうながします。
このように部分暖房は建物の耐久性にも悪影響があります。

健康面でもデメリットがあります。
温かい部屋から寒い部屋への移動、またその逆の移動を行うと血圧が急激に変動し、失神や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こすことがあります。
このように部分暖房は身体に悪影響をおこします。
この他にも全室暖房にはメリットがあります。

通常全室暖房は建物内にパイプを通し、温かいお湯を循環させる床暖房方式なので、ストーブやエアコンのような音がせず無音です。
また床からじんわりと暖めてくれるので快適です。
理想的なのは建物の一部だけを高い温度にするのではなく、15度前後の緩い温度で建物全体を暖め結露が生じない、健康的な環境にすることです。
その点でみても全室暖房は最適です。

確かに費用の面をみると部分暖房よりお金がかかります。
しかし最近はこの点も改善されています。
深夜に電気代がかからない時に電気で輻射熱を作り各部屋に循環させる機器なども開発されています。
設備の導入時には高額な費用がかかりますが、導入後のメリットはたくさんあります。
これから家を建てる方には全室暖房をお勧めします。


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