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注文住宅における最近流行りの和室とは 2017年05月15日

注文住宅で和室は減ってきている傾向にあります。
核家族化が進み欧米のような広いスペースに家族が集まる空間を設けるようなデザインが主流の近年の注文住宅においては、畳を置くことで家具の配置やスペースが制限される和室よりも、自由にレイアウトが出来るフローリングの洋室の方が好まれる傾向にあります。

しかも、床暖房の普及やキッチンとリビングの連続性などが重用される現代の住宅では、和室のレイアウトは非常に難しい物となっているのです。
又、生活環境自体が椅子に座って生活する事が増え、畳自体があまり好まれなくなったという背景も有ります。

しかし、畳の風合いは日本人にとっては寛ぎのスペースであることもその一端として有り、住宅の中に畳を配置したいという人も少なくありません。

そこで最近流行なのが、畳の小上がりです。
リビングの一角に畳の小上がりを作る間取りが増えているのです。

フローリングの広いスペースの一角に、ちょっとした畳のスペースを設けることで、座ってお茶を嗜んだり、寒い日はこたつなどを設置して温まることでちょっとした寛ぎの時間を取ることが出来る上、フローリング一面のリビングのレイアウトに変化を付けることが出来ます。

さらに小上がりの床下は収納スペースとっして活用できることで、上手な収納を実現している場合も少なくありません。

最近の注文住宅は非常に機能的になっており、アイランド型キッチンに代表されるような従来の日本の住宅の常識を破る様な構造が非常に注目を集めています。

従来の様な家族一人ひとりが個室を持ち基本的に個室の中で過ごすというものではなく、常にお互いの姿が見えることで思い思いの空間を共有することが新しい家の中での過ごし方として注目されています。
従来和室は個室の一つとして設置されることが多かったものですが、和室の良さを生かしながら現代的な環境の中で共有させる方法として、畳の小上がりは非常に合理的かつ快適な畳の空間の設置の方法として注目されているのです。


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