新築住宅を注文住宅で作りたい！必要な予算はどれくらいか解説しますｌ 2018年07月1日

新築注文住宅を作る場合にどのくらいの費用が掛かるかは、ピンからキリというくらい大きな差があるので、時間が許す限りいろいろな研究をした上で着手することをおすすめです。

でもおよその相場はあるので、予算化する上でそれを頭に入れておくのが賢明と言えます。

およそでは坪単価50万円から70万円というところになります。

30坪の戸建てであれば1500万円から2100万円ということになります。

この金額は一般的な価格であり、どういう設計にするか、コンクリート造りかとか、レイアウトの工夫とか、建てる土地の形状とかで異なることは言うまでもありません。

もちろん、土地にかかわる金額は含まれていませんので注意が必要です。

最近はどこの建築会社に依頼してもそれほどの差異はありません。

それは住宅建設にかかる費用は、人件費、材料費、設備、什器・備品といったものであり、分業体制が発達した今日では、どこの建築会社も各面で提携先と共同で物事を進めるからです。

例えばバスはほとんどがユニットであり、バスメーカーに依頼します。

キッチンもセットのものが多く、キッチンメーカーと連携します。

いわゆる大工仕事もその地域の専門家と協力することがほとんどで、建築会社独自は極めて稀という具合なので価格の差をつけるのは難しいのです。

時たま驚くような価格を提示する建築会社がありますが、前述した事情からすると特別なことがあるはずなので、その会社を指名したいときは、価格の安さに有頂天にならず、その理由をじっくり説明してもらうことです。

建築資材が格安の輸入品とか、自前の大工で安くできるが担当区域に制限があるとか、なにがしかがあるはずです。

そして前述したように、注文内容によって坪単価も変わるので、坪単価と注文内容との関係をきちんと把握することです。

これは最初にきちんとする必要があります。

建築が始まってから追加で注文すると坪単価は跳ね上がる印象になります。

全体のやりくりの中で作業する場合は工賃なども吸収しやすいのですが、追加の場合はそれ自体で費用計上することになるからです。