注文住宅を建てたり住まいのリフォームを行いたい場合など、どのようなことを基準にして住宅会社を選べばよいのか、分からないという方が多くいます。
特に工務店の場合は、大手のハウスメーカーと比べると情報量に限りがあるため、少ない情報の中で善し悪しを判断する必要が出てきます。
そこで工務店の選び方のポイントですが、具体的に以下の点を見て判断すると良いでしょう。
まずは、自社独自の強みを持っているかどうかという点です。
評判の工務店ほど、しっかりとした独自の強みがあるものです。
住宅の機能性を充実させている・無垢材をこだわって使用している・デザイン性が高いなど、他社と違ったポイントを見つけてみましょう。
担当者に直接聞いて確認してみる方法もおすすめです。
自社独自の強みがあればすぐに回答が得られますし、そうでなければスムーズな回答が得られません。
正直なところ、中には素人に近いような住宅会社もあります。
それらを見分けるためにも、他社との差別化ができている否かを知ることは重要です。
続いて、自社のみで設計・施工を行っているかどうかも確認します。
中には、契約後に下請けの会社へ施工を任せるところもありますが、このことは自社だけで家づくりが行えないという能力の低さに他なりません。
万が一トラブルが起きた際の責任のありかが曖昧になり、更なるトラブルに発展する可能性もあります。
下請け会社に流すことで中間マージンによる追加費用が発生しますし、自社のみで設計・施工を行っていない工務店は避けた方が無難です。
そして最後に、こちらの要望をしっかりと聞いてくれるかについても重要です。
打ち合わせの際に、こちらの要望をまずは否定せずに聞いてくれて、できる限りの要望を組んだプランを提示してくれるのが良質な工務店です。
自社側の考えを押し付けてくるところは良質ではありませんし、逆にこちらの要望に合わせて何でもやるといったところも信頼性に欠けます。
最適なものを選択し、理にかなった設計・プランを立ててくれるかどうかを確認するようにしましょう。