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ハイドロテクトコートのメリット・デメリット 2016年08月15日

皆さんは、「ハイドロテクトコート」という言葉を聞いたことはありますか?
「ハイドロテクトコート」とは、近年、外壁の塗装に使用されるようになった塗料です。
今回はその「ハイドロテクトコート」について紹介していきます。

ハイドロテクトコートは、光触媒塗装のことです。
光触媒塗装とは、光、主に太陽光を触媒にして化学反応を引き起こし、塗装表面のほこりや菌を分解する働きと、雨水が分解された汚れの下に潜り込むことによって、汚れを浮かせて洗い流す「セルフクリーン」の性能を備えた高機能塗装のことです。

では、そんなハイドロテクトコートを使用するメリットは、どこにあるのでしょうか。

ハイドロテクトコートには、太陽から発せられる赤外線を反射する性能もあります。
そのため、ハイドロテクトコートを外壁に施すことによって、建物の蓄熱量と放熱量を均等にコントロールすることができます。その結果、夏場は涼しく、冬場は暖かく過ごすことができます。

また、耐久性にも優れています。ハイドロテクトコートは、一度塗装を施すと平均20年は塗り替える必要がないとされており、塗り替える回数を減らすことができます。なので、長期的な視点で見ると、経済的であると言えるのではないでしょうか。

しかし、ハイドロテクトコートには、デメリットも存在します。
一つ目は、施工価格がまだ高いということです。
ハイドロテクトコートは、専門の認定施工店でしか取り扱うことができません。そのため、他の塗装に比べて割高になる傾向があります。また、施工時には壁面の高圧洗浄も行うので、その費用もかかってくると考えてください。

2つ目は、壁の内部からの汚れには対応できないという点です。
ハイドロテクトコートは、外壁の上から塗装するので、当然、壁の内部の汚れには対応することができません。

3つ目は、光が当たらない場所、雨水の当たりにくい場所では性能が期待されないということです。
この塗装は、自然のエネルギーを利用しているため、それらが不足、欠如している場合では効果が期待できません。

もしも、外壁の塗装を考えているのでしたら、ハイドロテクトコートの導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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